国土交通省の指導により建造物は耐震補強を強化する必要に迫られる中、天井の補強が困難な事情やコスト面から膜天井が注目を集めています。また、アスベストの落下、飛散、さらにはシックハウス症候群を防ぐ用途にも膜天井が役に立ちます。膜材を使用して作る膜壁は、安全性、デザイン性が高いことから注目を集めています。
学校施設などの大型構造物の耐震対策に。
災害時や建物劣化により起こる天井等落下防止対策に、
軽い・強い・柔らかい膜天井が注目されています。
フレームを組み、ロープで四方を定着し、膜を固定する方法。
形状の自由度が高く、様々な室内形状に追従しやすく、設備などの取り合いも考慮しやすい。
また、膜のシワが発生しにくく、空調の風にも揺れにくい。ジョイントの隙間も最小限でできる。
膜の両端・中間部分を定着し、張力をかけずに膜を自由懸垂させる工法。使用部材が少なく、納まりがシンプル。膜の変形追従性が極めて高く、破損・落下の危険性が少ない。
張力をかけないため、反力が小さく躯体への負担を軽減できる。膜ならではの柔らかさ、曲面、軽さを表現できる。
設備配管部分の仕上げ
設備配管部分の仕上げ
アスベストの撤去・処分は、非常にコストが高くつくためアスベストを膜材で囲うことにより飛散を防ぐことができ、人的被害を少なくすることができます
撤去・処分に比べて、低コスト・短工期でできます。
大規模な工場の壁を不燃膜にすることにより、低価格と短工期を実現できました。複雑な切込みなども簡単で、施工性にも優れています。